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PESCJを受講して part1〜動機と経緯〜

院長ブログ

みなさま ご無沙汰しております。

お変わりないでしょうか?

前回のブログは1月で、だいぶ間が空いてしまいました。
普段は言い訳をしない私ですが、2月にテスト、3月は卒業プレゼン(45分)、4月は渡米、帰国後は修了式の準備があって、なかなか終わらない、というか、タイミングをつかめず、ここまで引っ張ってしまいました。でも、よく考えてみると、忙しさは、3月以降が下り坂でしたから、言い訳が通用するのは3月までで、4月以降はただの言い逃れですね。すみません。

さて、皆さんは、新しい取り組みまたは、目的を果たすために、どのような工夫をされていますでしょうか?私は、今回PESCJを受講して、自分自身の反省を含めて、どうやったらもっとうまく新しい目的を果たすことができたか、を数回に分けてお伝えしていこうと思います。

<動機と経緯>

私は大学卒業後、ずっと口腔外科に所属して、総合病院で勤務医をしており、退職後は、横浜の歯科医院で働いていました。開業はしたいものの、なかなかビジョンを決められない最中に、友人のオフィスに遊びに行った時、ルールを守った根管治療を行うことで、根尖病変が治っているのを目の当たりにした時の衝撃は、今でも忘れられません。根管治療の成功率が高いことは、その時までまったく知りませんでした。患者さんに対するリスク説明も口腔外科とはまったく異なるものでした。口腔外科におけるリスク説明は、例えば、親知らずの抜歯をするとき、下歯槽神経の知覚異常あるいは知覚鈍麻が残存する可能性を患者さんに、必ず説明します。しかし、歯内療法の場合は、外科以外、残存するような機能障害はルールにそった治療を行えば、基本的に起こりません。症状が改善することで、患者さんも歯科医師もお互いにハッピーになれることは、とても素晴らしいことだと思いました。
私が開業する際のビジョンは、根管治療で悩んでいる患者さんを少なくすることに決定しました。開業1年目の時に、藤本研修会のエンドコース、2年目は新規指導、3年目にPESCJを受講する計画は、今のところ順調です。

症例写真

受かった時は、とても嬉しかったです。久しぶりにガッツポーズをしたくなるような出来事でした。
受講前に準備していたことは、健康管理と文献読みでした。今思うと、健康管理はやるべきで後悔はないのですが、文献を読むことよりももっとやるべきことがあった、と反省している次第です。

次回は、その反省を絡めて受講中のことをお伝えします。