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歯が痛い!原因は“歯”の場合〜知覚過敏編〜

院長ブログ

みなさん、こんにちは。いつも、ももこ歯科のブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。

今回のブログから、歯が痛い原因が“歯”の場合です。“歯”に痛みを感じる病気は、一番軽症な知覚過敏、それから虫歯、虫歯が進行した歯髄炎、歯髄炎が進行した根尖性歯周炎、あるいは根管治療後に病気が再発した根尖性歯周炎、と様々な要因があります。

歯が痛い!の原因が、知覚過敏の場合

今回は、歯が痛い!の原因が、知覚過敏の場合をお話しします。

知覚過敏になると、冷たいものにしみるといった症状が一般的です。虫歯との鑑別はとても簡単で、しみると感じた冷たい刺激を間はおかずに、もう一度試してみます。1回目よりも痛みを感じなければ、知覚過敏の可能性が高いです。

そうはいっても、知覚過敏だから安心とは考えず、一度歯科医院できちんと診てもらった方がいいです。もちろん、このような場合でも、虫歯が原因で冷たい物にしみることがあるからです。

知覚過敏の治療

歯の表面に凹みがあって知覚過敏が起きている時、凹みを埋めるだけで症状が改善することがあります。

 

 

 

 

 

図1の矢印で指しているところ、丸で囲っているところは、凹みがあります。

図1の患者さんは、右上に知覚過敏があり、凹みを覆うようにある材料で埋めた結果、知覚過敏の症状は、改善されました。このように、歯科医院側で治療をすれば、改善する知覚過敏があります。

また、知覚過敏の症状が強く、一瞬でもがまんできないような痛みが続いて、患者さんのストレスになっている場合は、根管治療の対象になります。

冷たいものや温かいものにしみる、といった症状があった場合、患者さんは、知覚過敏が原因かどうか、判断することは難しいので、歯科医院になるべく早く受診することをお勧めします。

多くの知覚過敏の場合、痛みは同じ冷たい物でも感じる時もあり、感じないこともあります。痛みを止めることはなかなか難しいです。それよりも、痛みの原因が知覚過敏なのか虫歯や歯髄炎なのか、きちんと判断した方が懸命です。

早く歯科医院に受診することをお勧めします。