歯科衛生士の募集について
ももこ歯科のブログを読んでくださる皆様、いつもありがとうございます。
今回は、歯科衛生士の募集についてお話しします。
ももこ歯科には、しばらくの間、歯科衛生士が不在でした。
歯科衛生士が不在の間、私が患者さんのメンテナンスや歯周基本治療を行なっていました。患者さんの口腔内がきれいになっていく様子は、患者さんと一緒に喜べるので、私の好きな診療の1シーンです。
私の好きな診療の1シーンを歯科衛生士にお願いしたい、と最近思うようになりました。
今回のブログでは、歯科衛生士の募集の目的と不在だった理由、スタッフ採用についてお話しします。
歯科衛生士募集の目的
近年、根管治療の患者さんが増加したため、院長の専門性を特化させたいからです。
歯科医師1名ですべての歯科治療を行うより、診療を分担することにより、その分野に特化した人材が1つの歯科医院に存在することになります。その結果、患者さんが歯科医院を選択する際に、安心材料の1つになるのではないか、と考えています。
歯科衛生士が不在だった理由
2つあります。1つが、ももこ歯科での歯周治療とメンテナンスをシステム化したかったから、もう1つは、マッチングがうまくいってなかったからです。
ももこ歯科では、2018年から歯科衛生士が不在です。
前任の歯科衛生士が退職してから、歯科衛生士の募集をしていなかった時期もありますし、募集をして採用できたこともありました。
募集をしていなかった理由は、歯周治療とメンテナンスのシステム化が不十分だったからです。
私が歯周治療の流れについて、システム化できていないと感じている時に採用された歯科衛生士は戸惑います。しかし、今は歯周治療をシステム化できたと考えています。初診時よりも患者さんの口腔内がきれいになっているのを私は確信しているし、患者さん自身もご自覚されていらっしゃる方が多いようです。だから、このタイミングで、また歯科衛生士を募集したいと考えました。
それからもう一つ。募集をしてもマッチングがうまくいかなかったこともありますが、採用しても、残念ながら試用期間内で雇用契約が終了したこともありました。
スタッフの採用について
スタッフの採用がうまくいかない原因は2つあり、1つは歯科医院側、もう1つが応募者側です。
歯科医院側の理由については、ももこ歯科の場合、『私の指導力不足により歯科衛生士の雇用を継続させることができなかった』
この反省から、『歯周治療とメンテナンスをシステム化しよう!』
システム化した結果、『誰が行なっても同じ結果になる』
と考え、このタイミングで歯科衛生士を募集することにしました。
もう1つの理由:応募者側については、ももこ歯科側でコントロールできませんので、面接を行います。
面接では、会話ももちろん大事ですが、服装と履歴書をよくみています。
履歴書の写真:スーツ着用、面接の直前で撮影したものか
誤字脱字がないか
学歴と職歴を分けて記入できているか
等々です。
残念な履歴書の例を挙げると、履歴書の写真をどこかから貼り替えて糊付けしていたり、別人ではないかと疑うような写真だったり、誤字を修正テープで修正したり、脱字をレ点で補ったり、学歴で学校名のみ記入し卒業や入学を記入していなかったり、などなど、挙げるとキリがないですが、いずれにしても、きちんと書けているか、をみています。
履歴書の作成を手書きもしくはパソコンにするか、意見が分かれるところですが、個人的には手書きの方が好きです。字をうまく書く必要はなく、下手くそでもていねいに書こうとしているかがわかるからです。パソコンで履歴書を作成しても見る所は同じです。
さいごに
前任の歯科衛生士の退職理由は、転職です。現在、彼女はももこ歯科の患者さんとして通院してくれています。前任の歯科衛生士と、高校を卒業したてで採用した歯科助手1名の合計2名が、今のももこ歯科の基盤を作ってくれました。私の必死さに気づき、協力してくれた最初のスタッフと言っても過言ではないです。その後に今年の3月で退職した歯科助手がももこ歯科に来てくれて、さらには、以前の職場で一緒に働いていた歯科助手がももこ歯科を手伝ってくれる、という名目で3年前に来てくれましたが、手伝うレベル以上の仕事を現在一人でがんばっています。
CTを導入したおかげで、彼女の仕事は増えましたが、たった一人で色々と考えて自ら行動してくれています。
ももこ歯科で、頼もしいスタッフと一緒に働いてみませんか?
では、次回のブログもお楽しみに。