歯周基本治療とTBIの結果について2
ももこ歯科のブログを読んでくださる皆様、いつもありがとうございます。
今回も、ももこ歯科の求人を見てアクセスしていただいてる歯科衛生士さん向けに書いています。
次回に引き続き、症例報告です。
症例2
47歳男性
主訴は、右上2の間欠的な痛みでした。
右上2の根管治療後に、歯周組織検査→歯周基本治療を行いました。
初回検査時のBOPが45%と高く、PCはやや不良でしたので、TBIを行いました。
ブラッシングは、BOPの部位から上下顎ともに口蓋側あるいは舌側と、歯間部の清掃が苦手なことを予測し、適切なブラッシングができるようにTBIを行いました。
そうすると、再評価時には、BOPが12%と、PCを大きく改善をすることができました。
われわれ歯科医療従事者が、スケーリングやSRPでいくらうまく歯石を取れたとしても、PCが不良ではこのような結果を産むことはできません。
99%は患者さんの努力、1%は我々の努力で、歯周治療の成功が成り立つ、といつも思います。
ももこ歯科の患者さんは、協力的というより、ご自身の健康の維持増進にまじめな方が多いと思います。私のももこ歯科自慢の一つです。
以上で、ももこ歯科の歯周基本治療のお話しを終わりにします。
求人で、ももこ歯科にたどり着いた歯科衛生士さんたちが少しでも知りたい情報がキャッチできたら、嬉しく思います。
次回から、トピックは戻り、NiTiファイルのお話しになります。
お楽しみに。