Doctor profile院長プロフィール
- 院 長
久原 百々子くはら ももこ
MOMOKO
KUHARA
- 院長略歴
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日本大学松戸歯学部卒業
総合病院口腔外科勤務経験を経て、
横浜市内の歯科医院に従事後、ももこ歯科開設
- 所属学会
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・日本歯内療法学会
・日本口腔外科学会
・AAE(American Association of Endodontists)
- 研修
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・2012年 目白歯周病研修会受講
・2013年 藤本研修会エンドコース受講
・2014年 EPSDC First Stage 受講
・2015年 PENN ENDO STUDY CLUB IN JAPAN 第7期
Interview院長インタビュー
- Q
- なぜ根管治療を専門的に行うようになったのでしょうか?
- A
以前、口腔外科に所属していた時、わりと大きな手術を行う病院に在籍していたせいか、リスク説明を頻繁に行っていました。手術をして、患者さんは良くなる一方、術後の後遺症を許容せざるを得ないこともあり、歯科医師と患者さんがお互いにハッピーになるのは難しい部分がありました。
しかし、ルールをきちんと守った根管治療を行った場合、病気が治る可能性は高く、歯科医師も患者さんもお互いにハッピーになれることが多い、と思ったからです。レントゲンで、根の先の膿が治るのを患者さんと一緒に確認できることが一番の楽しみです。
- Q
- 毎日、患者様に向き合う上で大切にしていることを教えてください。
- A
患者さんの本当の望みを聞きだせるように気をつけています。
例えば、病名は同じ虫歯でも、冷たいものにしみることがとても気になる方もいらっしゃれば、黒く変色した歯の色が気になる方もいらっしゃいます。
それから、最終的に今気になっている歯の状態がこれからどうなったらいいか、という願いもうかがっています。この問いには、ほとんどの患者さんがずっと自分の歯で食事がしたいとおっしゃっています。
- Q
- 歯科医師になって一番嬉しかったことは何ですか?
- A
患者さんとのご縁です。
以前の勤務先の患者さんで、わざわざ電車に乗ってももこ歯科へ通院してくださっている方がいらっしゃいます。
それから、最も感動したのは、ももこ歯科を開院する際に内覧会を行ったのですが、以前診ていた患者さんのご家族がわざわざいらしてくださいました。患者さんは既に亡くなられていたからです。 実は、電車に乗ってももこ歯科へ通院してくださる患者さんと、内覧会にご家族がいらした患者さんは、私の歯科医師人生で最も辛い時に出会った方々です。
- Q
- 好きな言葉、座右の銘のように大切にしている言葉はありますか?
- A
己の欲せざる所、人に施す勿れ
判断に迷った時、人として正しいことを常に選択すること(稲盛和夫氏)
- Q
- 今の目標を教えてください。
- A
歯内療法(生活歯髄療法、根管治療、歯内療法外科)で、患者さんのお悩み
が1つでも多く解決できればと思っています。
また、ブログから情報提供することで、
より多くの方がご自身の歯に関心をもっていただくことです。
- Q
- 根管治療に関心のある患者様へのメッセージを。
- A
重症化してからの専門医受診ではなく、可能な限り、軽症なうちに(治療後、再発しない、あるいは、病気が治る可能性の高い時に)専門医を受診してきちんと歯を治した方がメリットは大きいと思います。
QOLが高いままでいられることを大切にして、患者さんのお悩みを一緒に考えて解決したいです。いつでもご相談ください。スタッフ共々、お待ちしております。