歯内療法って何?
みなさん こんにちは。
前回のブログで何度も登場した、歯内療法とは何か?を今回、お話しします。
歯内療法とは、歯にできた虫歯をどうやって治すか、 虫歯の進捗状況に応じて三段階に分けられます 。歯内療法の目的は、根尖性歯周炎(根の先にある病気)の予防と治療です。根尖性歯周炎の原因は、細菌です。歯髄が生きていれば、言い換えれば、健康な歯髄があれば根尖性歯周炎は起こりません。生活歯髄療法は根尖性歯周炎の予防のための治療ともいえます。
虫歯が大きくなり痛みが出てくると、根管治療が必要になることが多いです。歯内療法の基本コンセプトを遵守した根管治療を行えば根尖性歯周炎が治癒する可能性は高いです。歯内療法の基本コンセプトを遵守した根管治療を行っても、根尖性歯周炎が治癒しないこともあります。この場合は歯内療法外科を行います。
歯内療法の流れをざっくりとお話ししました。
歯内療法外科はなんとか避けたい患者さんは多くいらっしゃると思います。しかし、角度を変えてみると、歯を残す方法はこんなにある!という見方もできます。
次回も根管治療関連のブログを発信していきます。
お楽しみに。