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[記事公開日]2021/07/09
[最終更新日]2021/07/13

矯正的挺出をなぜ行うか〜フェルールの確保1〜

ももこ歯科のブログを読んでくださる皆様、いつもありがとうございます。

矯正的挺出第三弾、フェルールの確保についてです。

前回のお話、生物学的幅径の確保は歯周病の進行抑制が目的で、
今回のお話、フェルールの確保は、かぶせ物がその歯に維持されるために必要なものです。

フェルールの確保が不十分だったため、かぶせ物を装着後2年9ヶ月ほどでかぶせ物が取れてしまった症例です。

患者さんは、65歳男性です。

患者さんは、2015年8月にセットしたかぶせ物が折れたことを主訴に、ももこ歯科を受診しました。

右の写真は、左の写真の拡大図です。かぶせ物が歯肉と同等の位置で折れてなくなっていることが写真でもわかると思います。歯根の上端の一部が歯肉に覆いかぶさっています。なぜ、こんなことが起きたかというと、フェルールの確保が不十分だったことが原因です。
患者さんにかぶせ物が折れた原因を説明し、再びかぶせものが折れないためには挺出が必要であることをお話し、矯正的挺出を行うことに同意していただけました。
かぶせ物をセットし直してから2年5ヶ月ほどですが、取れたという連絡は受けていません。

ではなぜフェルールを確保した方が良いのか、次回お話しします。

お楽しみに。

 

カテゴリー:歯周病, 根管治療後のかぶせ物, 挺出(エクストルージョン), 生物学的幅径, 根管治療

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